殺生の哲学

どーも、ヤナギの芽です


とにかくハクビシンの駆除を行う毎日・・・です

ネズミやアライグマ、イタチやテンにアナグマも・・・

ハチにノミにダニにゴキブリにシロアリの駆除・・・

駆除しまくってるうちにもう真夏です


動物の駆除といっても捕獲して殺処分ばかりしてる訳では無く・・・

住宅から追い出して穴塞ぎをして駆除することも多い昨今

簡単に追い出せる構造の住宅であれば、捕獲に比べ

駆除料金が安くなったりします

お客様の懐事情しだいで追い出して穴を埋める駆除は選ばれています

しかしながら、捕獲して殺処分する駆除も行っている訳で

殺生を繰り返していることに変わりありません

動物愛護の観点ですと、弊社は悪となるんでしょうね


たまに愛護観点からのコメントをブログの書き込みに頂きます

速攻で削除させていただいておりますが・・・ね

そういうコメントを書かれる方って結構な勢いで

罵詈雑言を吐く人が多いので・・・

読んで気分を良くする方はまずいませんし

広告媒体として書かせていただいてるブログに

あんなの書かれて放置する方がどうかしてます

中には冷静なお叱りを頂くこともありますが、

一様に命を大切にしろということをおっしゃられてるんですね


はい、おっしゃる通りですね

命は大切です

言われなくとも、恐らく一番分かっていると思うんですよね

私たち現場の人間が


最近はジビエブームが到来し、山に鉄砲担いで

狩りにいく若い方がちらほら増えてきたようです

そんな方なら分かるかもしれません

実際に自分で動物を殺める体験は

最初はとても嫌な思いをしますからね

殺めた直後の動物を触ると暖かいですから

殺される動物は怖かったはずだし、苦しかったはずです

そんな事を思いながら寝た夜には夢に出てきて

うなされるなんてことがあったり・・・

体調を崩したりすると、呪いでは・・・とビクついたり

これは私が駆除屋として経験した体験ですがね

私らは捕獲後なるべく苦痛を与えないよう

炭酸ガスで安楽死させますが、人間の都合で命を奪う

ことに変わりはないんで、慣れないウチは凹みまくってましたよ

家畜を解体したり、魚をさばいたりするのも同じでしょうね

最初は絶対ビビるだろうし、凹む思いをするはずです

まー、それが最初からたまらなく好きって人は

かなりやばいですよね


ハクビシンを殺め続けて10年のヤナギの場合

今は逆に慣れないように気をつけています

人間が快適に暮らすために動物の命を奪う

彼らの犠牲で衛生的な住環境を人は手に入れている

そのことを忘れず、感謝して供養する気持ちを持つ

これが大切だとヤナギは思っています


それでも、まー、捕獲した動物を

逃がせるものなら逃がしたいんですがね

家に帰れば1匹のメスのワンコを娘と呼び、

溺愛している愛犬家のヤナギは

本来は愛護派よりの人間なんです

だから今でも逃がしたい、良心が痛むこともないんで

そして逃がした方が我々の業界は儲かるんですね

逃げた動物が他所で悪さしてくれれば

また私ら駆除業者にお仕事がまわってくるんですから

動物被害に遭われている方からしたら

冗談じゃない!全部捕まえろ!!

と怒り心頭になる方もいるはず

その逆に良いぞ、殺すな、もっと逃がせ!!

と叫ばれる愛護家の方もいる

その狭間で悩む日々ですね


害獣の飛散拡散を防止するには

ある一定の間引きは必要なんです

そして我々がそこまで儲からないのは

行政が捕殺をして絶対数の減少を図っているからです

市町村・都道府県レベルの行政が各々対策をしているんです


捕獲であったり、生ゴミ対策であったり、猟友会を活性化させたり

様々な取り組みを多方面から行っています

我々が駆除の対象にしない(住宅にはほとんど侵入しない)

クマにシカ、猿やイノシシなんかも対策されてます

それに付け加え外来種のカメやタニシや魚に藻や昆虫

これらの駆除や捕獲なども行政が頑張ってくれています

最近ちまたを騒がせたヒアリなんかもそうですね


我々の周りには実にたくさんの動植物が存在し

害獣・害虫・外来種として迷惑扱いされています

それも全部が人の都合です

虫なんか刺さない噛まない病気を持たない子達でも

「気持ち悪い」の一言で駆除される

増えれば害、減れば絶滅危惧で保護

大いなる自然の摂理の中心で人間が天秤を掲げ

一生懸命バランスを取ろうとしているのが

たまに滑稽に見えるのはヤナギだけなんでしょうか?

仏でも神でもない人間が・・・


動物・昆虫達からしたら「人間さえいなければ・・・」

と恨み骨髄の境地に達しているはずですよ

もしかしたら、いや、もしかしなくても

増えすぎた人間こそが害で・・・

害獣や害虫を駆除するより

人間を減らすことの方が平和的解決を導ける・・・・


っと、まー、すいません

話が横道に大きくズレました

ここまで膨らませると収拾がつかなくなりますね

最終的に人間の淘汰・・・人類の削減なんて言い出したら

どっかのカルト宗教のようになってしまいますからね

一介の駆除屋のオヤジ社員が考える問題ではなさそうです


話を元に戻します

ようは動物を逃がすも殺すもどちらも重要なんですね

双方とも正しい

だから答えは出ないんでしょうね

逃がしたことで増えたなら獲ればいい

これが答えなのかもしれません

そして獲る行為で戒めなければならないのは

動物の命を奪う行為を一方向からの見解で否定したり非難しない

むやみな乱獲や快楽の為の殺生は控える

この二つをキチンと守ることが大切なんでしょうね


この問題はそれぞれの時代・場所・コミュニティで

倫理観、宗教観、土着文化と交わりながら

その都度、答えが変わるんですから仕方ない

違う価値観や文化がぶつかり合えば論争が起きて当然です

お国や宗教が違えば犬を食べたり、牛や豚を食べなかったり

五穀豊穣や雨乞い、病気払いに呪術の生け贄として動物を捧げたり

私たち日本人からすれば、おかしいと非難してしまわれそうな行為も

その国・場所・時代ではとても当たり前で大切な行為なんですよね

ちょっと前まで我々もクジラ・イルカを普通に食べていましたから

いまでも普通に缶詰とかで見ることありますよ

他所のお国から見ると蛮行だと非難されてますがね

私は好きですよ、クジラのお肉


捕鯨なんか擦った揉んだを繰り返しながら、

賛否両論の微妙なバランスの上で

調査捕鯨として細々と食されたり、有効利用をされながら

何とか文化を今に繋いでいます

善し悪しは別にして、5年後、10年後には

この文化がどうなっているか

正直、誰にも分からないですよね


我々の仕事も時代の倫理観やニーズで日々変化するのは

当たり前のことなんでしょうね

だから賛否ある意見に耳を傾け、

よく咀嚼してバランスの取れた行動をとる事が

我々、駆除業者には必要なんだと改めて思いました


お客様からの殺生についてのクレームを考えることで

普段の仕事のことを見つめ直す良い機会になりました

考えて悩むことは止めずに

クソ暑い時期ですが、体を動かしてお客様の為に

頑張ろうと思う次第です








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